輝きが咲き誇る槌目模様｜鍛造の結婚指輪

おふたりの好みがしっかりとした平打ちリングだったので、幅だけでなく厚みにもこだわりました。

幅はお好みで選んでいただきますが、厚みは最適な寸法をご提案することが多いです。幅は細身や太めなどの好みが分かれますが、厚みについては薄くすると貧疎なイメージになります。逆に、厚くし過ぎるとぼてっとした印象になったり、指を閉じる時のつけ心地が悪くなることがあります。

おふたりの好みに合わせて、しっかりとした重厚感を感じる厚みでお作りいたしました。

厚みがあることで、とても立派な指輪に仕上がります。

輝く槌目模様をお作りするときに、鏡面仕上げにするわけではないのがポイントです。

ハンマーで叩き模様を作るのですが、鏡面仕上げにするとエッジがだらけて丸くなってしまいます。ハンマーの味わい深さを残しながら、輝かせる仕上げを施して行きます。

光が反射するために、丸く凹みができる様にハンマーの形状もこだわります。槌目模様は、ハンマーの形状によって雰囲気が変わっていくので、ご希望に合わせて使い分けることが大事です。

おふたりの結婚指輪は、純金の糸がデザインのアクセントになっています。

糸は18金でもお作りすることができるのですが、純金の混じりっけのない色味が美しいです。

純金は強度が弱いのでジュエリーで使われることが少ないですが、アクセントで使うことで特別感を演出することができます。