貴金属(素材)の持ち込み

お持ち込みのジュエリー

使用可能な素材

現在お持ちのジュエリーを素材として使用し、指輪を作ることが可能です。

指輪を作るのに必要重量が足りない場合は、こちらで最適な素材を厳選して足します。持ち込み素材が十分に足りている場合は、余った貴金属はお返しするか、下取りさせていただくことも可能です。

使用可能な持ち込み素材は下記内容になります。

・プラチナ

純度90%以上の素材をお持ち込み可能です。

例)純プラチナ、Pt1000、Pt999、Pt950、Pt900

・ゴールド

純度75%以上の素材をお持ち込み可能です。

例)純金、K24、K22、K20、K18、K18WG、18K、Au750

その他の素材についてはご相談ください。

お持ち込みジュエリーが指輪になるまで

必要な重量について

指輪を作るために必要な地金の重さと、完成したときの重さは異なります。

たとえば、完成時に5gの指輪を作る場合、ぴったり5gの地金では足りません。

実際には、もう少し多めの材料を使い、職人の手で少しずつ削りながら形にしていきます。

ご不明点がありましたらお気軽にご相談ください

錬士のこたえかた

〜想いをつなぐ、鍛造という選択〜

結婚指輪の鍛造製法 地金を溶かす

思い出のジュエリーを、また指に。

「このジュエリーを使って、新しい指輪を作れますか?」
そんなご相談をいただくことがあります。

贈り物としてもらった指輪、思い出がつまったジュエリー、家族から受け継いだ大切なひとかけら。

それらを、新しく指輪に生まれ変わらせたい――
その願いに、錬士はまっすぐ向き合いたいと考えています。

鋳造ではできないこと

鋳造という製法では、型に地金を流し込んで指輪を作ります。

このとき、不純物が混ざらないようにするため、どんな素材でも使えるわけではありません。地金の配合や素材の内容がはっきりしていないものは、基本的に使ってもらえないのです。

というのも、お持ちのジュエリーには、刻印されている素材のほかに「ロウ材」と呼ばれる、地金をつなぐための別の金属が含まれていることがあるからです。

鍛造だからこそできること

そんな中で、「大切なジュエリーを使って、新しい指輪を作りたい」という想いを形にできるのが、鍛造という製法です。

地金を直接熱して、叩いて、少しずつ形にしていく…

手間も時間もかかりますが、その分、素材と丁寧に向き合うことができる。
だからこそ、思い出のジュエリーにも新たな命を吹き込むことができるのです。

難しさの先にあるもの

ただ、それは簡単なことではありません。
素材の中にわずかな不純物があるだけで、完成度に影響が出ることもある。
だから、多くの職人が避ける仕事でもあります。

それでも、錬士の職人たちは向き合います。
なぜならそのジュエリーに、込められた「想い」があるから。
想いを受け取り、次へつなぐ。
それが、私たちの仕事の本質だと思うのです。

世界にひとつだけの「再会」を

錬士では、この特別なご依頼を、経験豊かな鍛造職人が一つひとつ丁寧にお引き受けしています。
溶かし、鍛え、磨き上げていく過程で、そのジュエリーに宿る思い出が、新しい輝きとして蘇っていきます。

もう一度、大切なジュエリーと出会える。
そんな「再会」の瞬間をお届けできることが、私たちの何よりのよろこびです。

結婚指輪のリメイク

変形した結婚指輪

結婚指輪を新しく購入することを検討されている方、歪んだり変形してしまった方へ、

今使っている結婚指輪を素材としてリメイクすることが可能です。

結婚指輪を新しく購入検討している方へ

「結婚期間の節目として」「デザインに飽きた」「ペア感のないデザインを選んでしまった」などの理由で、結婚指輪を新しくしたいと考える方がいらっしゃします。

今使っている結婚指輪を素材として使用することで、新しく作る指輪の価格がお安くなることと、想いを大切にできるメリットがあります。

結婚指輪が歪んだり変形してしまった方へ

結婚指輪が変形する最大の理由は「初めから弱かった」です。

  • 華奢で可愛い細身のデザイン
  • 激安価格の結婚指輪

以上の理由で結婚指輪を選ばれた方に、変形されていることが多いです。

指輪の強度で特に重要なのが「寸法」です。「細いは弱い。太いは強い」です。

ファッションリングでは細身で可愛いデザインも多く、その感覚で結婚指輪を選びたくなる気持ちはあると思いますが、簡単に変形してしまってはデザイン以前の問題です。

結婚指輪の価格を決める最も重要な要素は、「素材の使用量」です。プラチナ・ゴールドは、そのもの自体が資産になります。そのため、低価格の結婚指輪の実態は、耐久性を無視し、素材の使用量を限界を超えて減らし指輪を作っているということになります。

一度変形してしまった指輪を修理したとしても、強度が高まるわけではないので再び変形するのは時間の問題です。強度を高めるためには作り変える必要があります。

結婚指輪が歪んだり変形してしまい、

  • 後悔している方
  • 修理を希望されている方

今お使いの結婚指輪を素材として使用し、しっかりした強度で作り変えることが可能です。

多くの場合は、強度を高めるため地金を足す必要がありますが、こちらで最適な素材を厳選いたします。

鍛造のオーダーメイド

お持ち込みの素材から指輪ができるまで

お持ち込みの素材で指輪をお作りいたします

錬士では、お持ち込みの貴金属(素材)を使用し、指輪をお作りすることが可能です。

地金を直接加熱し、叩き鍛えながら指輪を作り上げる鍛造製法だからこそ、お持ちのジュエリーを使用することができます。

お持ちのジュエリーには、受け継がれたものや、特別な想い出などが込められていることがあると思います。

その想いを大切に、新しいデザインで指輪をお作りいたします。