調和する個性|鍛造の結婚指輪
お客様のこだわり
他にない物を作りたい
いろんな角度から見ても楽しめる
長く使っていくことでより美しくなる
お客様の声
まず、他にない物を作りたいというのが一番にありました。
鍛造の指輪で、自分たちだけのデザイン、かつ誕生石を内側に入れたいという希望もあり、錬士さんを選ばせてもらいました。
いろんな角度から見ても楽しめる
相談する中で、ゴールドとプラチナの二色リングにしたいと思い、使い込むうちにその二色がより映えるようにヘアライン加工がおすすめとのことで入れさせてもらいました。
いろんな角度から見た時にきらりと輝きを放つように半分は槌目模様をお願いしました。どちらの加工も、これからつくであろう細かな傷が大きく目立たず、むしろ長く使っていくことでより美しくなるようにという想いをこめています。
純金のラインが左右の模様を引き締まった印象にしてくれていると思います!
職人のこだわり
左右で仕上げを変える
コンビネーションの見せ方
複数の個性でも調和したデザインに
左右で仕上げを変える
おふたりの結婚指輪は見所がたくさんあります。まずは、表面の仕上げについてです。
左がヘアライン仕上げで、右が槌目模様です。ヘアラインは落ち着きがあり、柔らかな印象のデザインです。槌目模様は味わい深いデザインです。
この組み合わせを美しく見せるために、純金の糸を少し長めの斜めにしています。斜めが短すぎると、デザインの切り返しが中途半端に見えます。ぱつっと切り返す場合であれば縦ラインもおすすめです。
純金の糸の反対は、グラデーションでヘアラインと槌目模様が切り替わります。これもおしゃれです!
コンビネーションの見せ方
おふたりの結婚指輪は、外面がPt950プラチナ、内面がK18イエローゴールド、糸がK24純金と、素材も複数使っています。
内面のK18イエローゴールドが指輪を身につけたときにもキラリとわかるように、プラチナとイエローゴールドの割合を絶妙なバランスでお作りしています。
正面から指輪を見ると、プラチナがほんのりイエローゴールドで縁取られたような見え方をします。側面から見ると、イエローゴールドの印象が強いです。
純金の糸もアクセントになっていて、同じゴールドでも色味の濃さが違います。純金は色味が濃く、2種類のゴールドを楽しむことができます。
複数の個性でも調和したデザインに
あれもこれも色々やると、デザインが喧嘩してしまうことがあります。そうなってしまうと飽きのきてしまう結婚指輪になる恐れがあります。
末永く身につけていく結婚指輪だからこそ、調和の取れた洗練したデザインにまとめていきたいです。バランスの悪くならない組み合わせを選びつつ、デザインの切り返しにもこだわります。
例えば、このデザインにダイヤモンドなどをセッティングする場合はバランスが悪くなりそうです。地金のみで表現する美しさを優先したいです。
コンビネーションも内外が相性抜群でした。外面で色々やるためには、仕上げを統一させることや、切り返しをシンプルに縦にするなどの工夫が必要だと考えます。
おふたりのご希望と職人のバランス感覚がハーモニーした結婚指輪ができたと思います。