工賃について

全てが手作業の鍛造製法
錬士の指輪は、地金を直接叩き、鍛え、削り出して作られます。
型に流して作る鋳造製法とは違い、1本ごとに掛かる時間と手間がはるかに違います。
指輪をつくるのは、誰か。
錬士の指輪をつくるのは、鍛造という伝統技法を受け継ぎ、何十年にもわたってジュエリーを手がけてきた、日本でもごくわずかしかいない鍛造職人です。
火加減、力加減、削りの角度…
図面や機械では再現できない、“手の感覚”にすべてが委ねられています。
この技術を習得するには、長い年月と鍛錬が必要です。
現在、鍛造技術を持つ職人は年々減少しており、錬士の求めるクオリティを叶えられるのは、限られた熟練の鍛造職人のみ。
その希少な手仕事によって、一つひとつの指輪が形づくられているのです。
工賃が示す、職人の価値
鍛造は、手間と時間、そして高度な職人技が求められる製法です。
そのぶん、工賃はどうしても高くなる傾向にあります。
けれど、その分だけ、指輪に宿る“確かなちがい”を実感していただけるはずです。