S字とゆらぎとアンティーク|鍛造の結婚指輪
お客様のこだわり
強度の高い鍛造製法
それぞれ好みのデザインであり、ペア感も大切に
リーズナブルなこと
お客様の声
私たちの結婚指輪のこだわりは、鍛造製法であること、それぞれの好みのデザインであること、仕上げや後光彫りでお揃い感があること、そしてリーズナブルであることです。
鍛造製法であること
まず鍛造製法であること。これは錬士さんでは言わずもがなのことなのですが、鍛造製法を知るまでは“プラチナの指輪”であれば24時間365日つけ続けても問題なく一生使えると思っていました。
製法や幅や厚みによって耐久性がまったく違うということを知ったからには鍛造にこだわりたいと思いました。
それぞれの好みを大切に
次にそれぞれの好みのデザインであること。
セット売りの指輪はお揃いのデザインであることが多く、細い指輪が好きな私と太い指輪が好きな彼では、お互いが良いと思うものはなかなかありませんでした。
一生ものですのでどちらかが妥協することは避けたく、オーダーメイドを検討するきっかけになりました。
お揃い感を出すことも大切に
仕上げや後光彫りでお揃い感のあるデザインを考えました。
指輪の形としては、私はひねりのある緩やかなS字カーブで、彼は揺らぎのあるストレートなので全く違うのですが、同じヴィンテージ仕上げと、同じ形の後光彫りを入れることで結婚指輪らしいお揃い感を出すことにこだわりました。
リーズナブルであること
最後にリーズナブルであることです。どんなにこだわりがあったとしても自分たちが買えるものでなければ意味はありません。
錬士さんは、結婚指輪の平均価格と比べても本当にリーズナブルな価格で、私たちのすべてのこだわりを叶えてくださいました。予算の少ない私たちがベテランの職人さんにご依頼できたことは奇跡に近く、ひとえに錬士さんの強い想いのおかげだと思っています。
鍛造では難しいのではないか?と思っていたひねりやカーブや揺らぎなど細かいこだわりも職人さんの手で実現してくださり、その完成を見たときまさに「日本の技術」を感じ感動いたしました。
私たちのこだわりを汲み取り、私たち以上にこだわっていただき本当にありがとうございました!
職人のこだわり
動きを感じるようなゆらぎ
流れるようなS字
別々のデザインでもお揃いを感じる仕上げ
別々のデザインでお揃いに見えるように
おふたりの結婚指輪は、男性がゆらぎデザイン、女性がS字デザインと、文字にすると全く違う別々のデザインに思えます。
別々のデザインでお揃いに見える結婚指輪というテーマは、職人としてもこだわりが詰まっています。
川のせせらぎのように
ゆらぎデザインは、パッと見はストレートに見えますが、よく見るとほんのりウェーブしています。指輪を机に置いて見てみると、所々 机との間に隙間が見えます。
ほんのり動きがあることが大事で、強くウェーブをしてしますと全く違う印象になってしまいます。
川のせせらぎのように自然に溶け込んでいる。意識をするとはっきりわかる。そんな想いを描きお作りしました。
単純な作業では完成しないデザイン
鍛造の結婚指輪ではデザイン制限を設けているお店が多く、S字についてはオーダーできないことがあります。
なぜなら、鋳造のリングと違い鍛造では一つひとつ造形をしていくため、S字を作ることは技術が必要だからです。特に今回のデザインは”ひねり”も入るため、「叩いて」「曲げて」と単純な作業だけでは完成しません。
ひねりのこだわり
ひねりデザインをお作りするときに常に意識することは、流れ全体のバランス、始まり方と終わり方です。
ひねりの角度、長さは指輪の幅やサイズによっても変えていく必要があります。
流れが突然始まっては美しくないです。始まりが自然に流れて、グラデーションになるように造形します。終わり方も同様です。指輪を正面から見て見える箇所だけでなく、横から裏側から見ても美しいバランスがあります。
ペア感の秘訣は仕上げと後光彫り
おふたりの結婚指輪はヴィンテージ仕上げで、アンティークな雰囲気を作り出しました。男性は全面に、女性はデザインの真ん中に。
ワンポイントに後光彫りを入れて、女性はダイヤモンドを留めました。
「男性がゆらぎデザイン」「女性がS字デザイン」
文字にすると全く違う別々のデザインでしたが、完成した指輪を見てみるとしっかりペアに見えます。
鍛造オーダーメイドならではの、とてもこだわりのある結婚指輪です。末永く大切にしてください。