バイカラーの槌目リング|鍛造の結婚指輪
お客様のこだわり
しっかり太め
味わい深い槌目模様
ゴールドとプラチナの2色
職人のこだわり
側面から見た素材の切り返し
槌目模様の作り込み
滑らかなつけ心地
側面から見た素材の切り返し
おふたりの結婚指輪は、内側がプラチナ、外側がゴールドのコンビネーションリングです。
内外の素材を、どの割合で切り返すかにこだわりお作りしています。
通常の内外のコンビネーションリングでは、極端に言えば「内側と外側の色が違えばOK」といった感じで、切り返す割合にこだわった結婚指輪は少ないと思います。
おふたりの選んだ指輪の形状は、錬士でおすすめのマーキスリング(断面図が目の形)です。指輪の高さに対して、おおよそ半分の位置に目で言う先端が来ます。
その半分の位置に合わせて素材を切り返していきます。
半分の位置で切り返す
半分の位置で素材を切り返すことによって、指輪の内外の美しさだけでなく、側面から見たときの美しさも際立ちます。
指輪の端から見事に切り替わっていることで、境界線がはっきりしデザインにメリハリが生まれます。
指輪の内側もしっかりと丸いので、指輪を身につけて状態で側面を見ると、ほんのり内側の色味を楽しむこともできます。
槌目模様の作り込み
槌目模様はハンマーの種類、叩く力の加減、叩き方、ハンマーを打った後の処理などで、職人の個性が出る仕上げ方法でもあります。
おふたりの結婚指輪では、しっかりと一打一打コントロールし、狙ったところに狙ったように模様をつけていく方法で仕上げていきました。いくらコントロールをしているとは言えランダム性が生まれるので、絶妙な美しさになります。
完全にランダムでハンマーを叩くことで作られる模様もありますが、仕上がりが上品になるように試行錯誤した結果、コントロールした槌目模様をおすすめすることが多いです。
滑らかなつけ心地
しっかり太めのデザインでは、指輪の内側の作り込みで、大きくつけ心地の感覚が変わってきます。
指輪が太いということは、それだけ指に対しての圧迫感が増していくので、つけ心地の悪い指輪だとつけなくなってしまう恐れもあります。
指はむくんだりすることで、1日の中でもサイズが変わるので、緩い時とキツイ時を感じることもあります、
どちらの時であっても、苦しすぎず、かといって簡単に抜けることがないように、こだわりお作りしています。
錬士では、とても柔らかく、ヌルッと指に馴染むようなつけ心地でお作りしています。