内側の色味を楽しむ内外コンビ|鍛造の結婚指輪
お客様のこだわり
内外コンビで、内側の色味が表からもほんのり見える
お互い好みの色味を、内外で反対にする
アンティークな風合いの仕上げ方法
お客様の声
プロフェッショナルな方の集まりです。職人さんによる鍛造。
オーダーに対し助言していただいたことで、想像以上のものができあがりました。心の底から錬士さんでお願いして良かったと思っております。
10件程見てまわりましたが、たくさん見た婚約指輪、結婚指輪の中で、ともに1番良いものが手元に届きました。
着け心地も最高です。本当にありがとうございました。
職人のこだわり
身につけた時にも内側の地金を楽しむ
内側の地金がにじむ作り込み
シンプルで個性的
身につけた時にも内側の地金を楽しむ
おふたりのご希望は、内外コンビネーションのデザイン。
通常、内外コンビネーションは指輪を身につけると内側の色味が見えなくなるので、裏地を楽しむといったデザインだったりします。おふたりのご希望で、「指輪を身につけた時にも内側の色味を楽しみたい!」とのことで、大変試行錯誤しました。
内側の地金が、がっつり見えてしまっては「内側の色味」ではなく「外側の色味」になってしまうので、ほんのり見えるというのがコンセプトでした。
内側の地金がにじむ作り込み
指輪の形状は、断面図がアーモンドの形をしたマーキスリング。
滲む様な色味を作り上げるために、指輪を断面図で見た時の半分半分で地金を切り替えるのではなく、7対3くらいの割合で地金を切り替えました。
ヤスリで丸みを作り出す工程で、表から見ると縁取る様な感覚で内側の地金を削り出していきます。
地金の色味が切り替わる箇所が、少なすぎず、大きすぎず、バランスを見ながら形作りをしていく必要があります。
シンプルで個性的
完成した指輪は、シンプルなマーキスリングですが、独特な世界観を持った唯一無二な指輪になりました。
写真で見ると色味の違いがはっきりしている様に見えますが、実際に身につけると光が漏れて縁取られた様な見え方になります。側面から見た時の印象も独特で、金環日食を思わせる様な美しさがあります。
指輪を削り出して作り上げていく、鍛造製法だからこそできたデザインです。シンプルで個性的がまさに誕生した感じがしました!